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不愉快な想い

私は小さい頃、萩本欽一さんが大好きだった。
「欽ドン」というテレビ番組にハガキを投稿して読まれたこともある。

しばらくテレビ画面からその姿を見ることがなかったが、ゴールデンゴールズの監督として話題になったときは正直ビックリした。
しかし、「元気のない野球界のために」という言葉と萩本さんの昔と変わらない笑顔が嬉しかった。

そして昨日・・・。

北京オリンピックの聖火リレーで走る萩本さんに発炎筒のようなものが投げつけられた。
その後、卓球の福原愛選手が走っている時には沿道から男が乱入しようとして、警官に取り押さえられた。

なんなんだ・・・。

根深い中国とチベットの問題はよく解らないし、ここで私が語ることは何もない。
だけど昨日長野に集まった両国の支持者に一つ言えること、それはあんなやり方は絶対に間違っているということだけ。

あの日長野に集結したスポーツを愛する聖火ランナー、そして長野市民たちの気持ちを捻じ曲げるようなナショナリズムなんて、自己満足にしか過ぎない。誰の心にも響かない。

下ネタと政治ネタが大嫌いな萩本さんに不愉快な想いをさせたことだけ、それだけでいいから中国とチベットの人は謝罪してほしい。

私が今回の騒動で思うのはスポーツの世界に政治のきな臭い匂いは似合わない。入ってきて欲しくない。

それだけだ。

by s-view | 2008-04-28 00:06 | スポーツ

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